【新唐人2014年5月24日】５月23日、ニューヨーク市警察は２年かけて、他人の個人情報を利用して高級車を購入していた韓国系アメリカ人の男、６人を逮捕したと発表しました。ただし、残る１人の容疑者は逃走中です。
この詐欺集団はニューヨーククイーンズ区ベイサイド地区およびフラッシング地区･自動車販売業者の看板を掲げて、偽造した資料で銀行から貸し付けを受けたり、他人のクレジットカードを利用したりして、ベンツ、BMW、トヨタのレクサス、アウディなどの高級車を購入したあと、転売し、銀行やクレジット会社、無実の市民に甚大な被害をもたらしました。
クイーンズ区のブラウン検察官によると、首謀者のジョン･ウー（Joung Woo）被告は教会で知り合ったキリスト教徒の無担保ローンを手伝うふりをして、個人情報を盗んでいました。それから、その個人情報を利用して、高級車を購入し、被害者に多額な借金を背負わせました。
ブラウン検察官によると、詐欺集団はクレジットカード詐欺も行っていました。1990年代、アメリカ政府は中国人労働者を雇ってグアムに送り、彼らにクレジットカードや社会保障番号などを与えました。詐欺集団はこれを利用して、クレジットカードを申し込ませ、銀行口座も開設させました。そして、銀行の信用を得ると巨額の消費をさせてから、債務を返済せず、口座を放棄し、銀行に莫大な損失をもたらしました。
この被告６人に関して、大陪審は文書偽造、身分盗用、重大な窃盗罪など100以上の罪名を提出しました。もし有罪になれば、彼らは15年の禁固刑に直面します。一方、逃亡中の残る１人の容疑者は、指名手配されました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/05/24/a1111556.html（中国語）
（翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/工）
